岡山県の会陽まとめ
“令和初”今年も厳粛な中で行われました。
控室での寺坂グループ様と行地グループ様
名誉住職様と住職様。
後ろに祝主様からずらっとならび、鐘の音に合わせながら14時ぴったりに本堂へ向かいます。
本堂での岡山ガス様と寺坂グループ様
本堂での両備グループ様と行地グループ様
読経
2月18日(火)
今年の西大寺会陽は「寺坂グループ」様、「行地グループ」様が福を賜りました。
2日後の18日「宝木納めの儀(諸礼)」が滞りなく行われました。
諸礼の詳しい流れはこちらからご覧ください。→ 「宝木納めの儀(諸禮)」
本堂での読経は、事始め・水垢離・会陽当日など、会陽行事の中で何度も行われますが、諸禮の読経は穏やかな時間が流れます。激しい2週間が繰り返された後の静けさのように感じられます。
すべての儀式は住職、祝主様、会陽奉賛会、正使、福男の順に行われます。
今年も粛々と行われた諸禮。小笠原流礼法を取り入れた三宝の儀。
無事に終わると和やかな表情に戻られます。
宝木との写真、お稚児さんや奉賛会の皆さんとの写真を撮った後は、特別な精進料理をいただきながら挨拶や当日の話に花が咲かれています。
当日の話は祝主様と福男になられた方しか知りえない話。秘密話となりました。
(お食事時間は取材もそっと抜けさせて頂いています。)
福男の皆さんは、ここから1年間、西大寺観音院様の行事に参加され、いろいろな場面で皆さんに福をわけてくださいます。
毎年取材させて頂き、同じシーンが粛々と進められていきますが、祝主様・福男の皆さん、それぞれの思いは千差万別。当日の興奮とは違った宝木に対する重みや重圧をその場に立ち会わせて頂く事で感じる事が出来る特別な場所となっています。
また、毎回新たな気付きを頂いています。
五百十一会続いてきた西大寺会陽。
今年も会陽が終わると春がやってきます!
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