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まいぷれ旅

【愛媛県→大阪府】大阪名物を食べ尽くす日帰り旅! 梅田観光も!

大阪・梅田周辺を観光しつつ、大阪名物の「お好み焼き&串カツ」を食べたり、お土産を購入したり。日帰りで大阪を堪能する弾丸旅に行ってきました!

撮影日:2023年6月10日[ 最終更新:2023年6月16日 ]

2023年6月10日(土)。

千葉県船橋市への出張旅から2週間後のこの日、まいぷれ編集部Yは再び新居浜駅にいました。

 

目的地は大阪。

今回は仕事ではなくプライベートな旅行です。現地では、学生時代、そして社会人になってからお世話になっている友人・恩人と会う約束をしています。

コロナ禍で長らくお互いに会いに行くことが出来ず、再会するのは4年ぶり!

 

実は今回、旅の途中でまさかのハプニングも起きました。

そのことも含めて時系列で大阪日帰り旅の模様をお届けします。

今回の「まいぷれ旅」は大阪府への弾丸日帰り旅!

大阪名物を食べたり、大阪のお土産購入やプチ観光を楽しんだり…新居浜-大阪間なら早朝からの出発で日帰りでも大阪を堪能できますよ♪ 週末のお出かけなどの参考に!

 

 7:00|JR新居浜駅を出発

まいぷれ旅の読者さんには毎度おなじみ、出発地となるJR新居浜駅。

新居浜駅に来ていますが、今回往路はバスを選択。ということで、駅前のバスターミナルに並びます。

 

せとうちバスが運行している高速バス「いしづちライナー(今治~神戸・大阪線)」に乗車します。

 

終点・大阪梅田の前に神戸三宮にも停車します。こちらから関西方面へは、早朝~昼にかけて出発する便が複数出ています。

 

一番安く大阪へ行きたいという方におすすめ!

いしづちライナーは2台やってきました! 2号車に乗りました。

■今回は、高速バスで大阪へ!

 

新居浜から大阪まで行くルートとして考えられるのは主に以下の4つ。

 

[1]バス

[2]電車(特急、新幹線など)

[3]車(マイカー、レンタカー)

[4]フェリー

 

今回は、安さ重視で高速バスを選択!

料金は以下の通りです。

 

▼新居浜駅前→大阪(梅田)

片道運賃

5,400円

回数券

19,900円(4枚綴り・6ヶ月間有効)

乗車時間

約4時間30分

 

回数券にすると往復で約1,000円お得になるので、半年以内に2回以上大阪方面へ出かける予定があるなら回数券を選択するのもありです。

 

※回数券は、主にせとうちバスの営業所で購入できます。

座席は最後尾にしました。すぐ横にトイレも付いています。

大阪までは、途中で休憩を挟みながら、約4時間30分ほどの旅となります。

 

座席は週末になればなるほど埋まりやすいので、早めに確保しておくのがおすすめです。せとうちバスは乗車日1ヶ月前から予約できます。

 

「発車オーライネット」など、インターネットでの予約にも対応していますよ♪

 

★せとうちバス|高速バス(案内・ネット予約)

★発車オーライネット(全国のバス予約)

 

 8:00|吉野川SA(徳島県)で休憩

休憩ポイント(1)吉野川SA

新居浜出発から約1時間ほどで「吉野川SA」に到着。

ここで、15分間のトイレ休憩です。

 

吉野川SAは徳島県内の中でも特に主要なサービスエリアで、お土産売り場や食堂(スナック&フードコート)もあります!

吉野川ハイウェイオアシスの入口

バス休憩で行くのは難しいですが、温泉やアスレチック公園がある「吉野川ハイウェイオアシス」と隣接しているのでマイカーやレンタカーなど車移動ならぜひ立ち寄っておきたい、おすすめのSAです。

 

※吉野川ハイウェイオアシス自体は、下り線側にありますが、上り線側からも進入できるようになっています。道路上の案内をよく見てお進みください。

 

 9:45|室津PA(兵庫県)で休憩

バスに揺られてさらに約1時間ほど。

気づけば四国を抜けて、兵庫県淡路島へ。

 

室津PA」で2度目の休憩をとります。

瀬戸内海、播磨灘を一望できる景色のよいPAです。

 

大きな施設はありませんが、コンビニがあるので飲み物やおやつなど、ちょっとしたものなら購入できます。トイレは十分な数が用意されているのでご安心ください。

 

ここまで来ると神戸まであと少し! この後、明石海峡大橋を渡ります。

休憩ポイント(2)室津PA

 

 11:20|ハービス大阪に到着

神戸三宮を経て、終点・大阪へ。

JR大阪駅すぐ近くの「ハービス大阪」に到着しました。

 

新居浜から乗車できる「いしづちライナー」は、ハービス大阪のバスのりばに到着しますが、同じ愛媛県でも松山からの高速バスは別のターミナルに停まりますので、ご注意ください。

ハービス大阪のバスのりば。

 

 12:00|大丸梅田店でお買い物

デパート、ホテル、レストラン街などなど多くの施設を併設するJR大阪駅。

まずは、JR大阪駅へ移動~。

ハービス大阪からは、ほぼ目の前の距離なので徒歩2~3分ほどです。

 

JR大阪駅はとてつもなく広いです!

駅ビルとして入っている大丸梅田店へ行き、今回の日帰り旅での目的の1つである「ショッピング」へ。

 

お目当てのお店がある地下2階へと降ります。

お目当ては「りくろーおじさんの店」です!

そのお店とは、「りくろーおじさんの店」です。

実店舗は大阪府内にしかないため、焼き立ての購入やイートインでの食事は、現地・大阪でしか味わえない大阪銘菓の1つです。

 

※冷蔵便でのネット通販はできます。

 

大阪へ行った6月10日は、ちょうど「夏のりくろー祭」が開催中でした。そのためもあってか、めちゃくちゃ人が並んでいました!

 

チーズケーキが特に有名なお店ですが、私の目的は、濃厚な味わいでなめらか食感という「とろ~りプリン」。買えること祈って列に並び……無事にGETしてきました!

長蛇の列! まさかこんなに先客がいるとは…大変驚きました。

無事にプリンを購入! 4個入りを3セット買いました。

並んでいる間に撮影した他の商品もご覧ください。

看板商品のチーズケーキ。アップルパイもありました。

パンも製造されています。

カレーパン。中身は特製ビーフカレーとのこと。

パン部門一番人気! きなこをまぶした揚げパン。

夏のりくろー祭だけで買えるというロールケーキも見ました。

りくろーおじさんの店の創業の地である「聖天坂(しょうてんざか)」の名を冠していて、創業当時を偲んで作られた懐かしいバタークリーム味のロールケーキになっているそうです。

 

※現在は、販売期間終了済み。

期間限定販売のロールケーキ「聖天坂」。

和菓子コーナー。普段、大丸梅田店で販売していない「どらやき」等もこのイベント中だけ購入できるそうです。

りくろーおじさんの店の歴史を知るミニコーナーも。1956年の創業から、今年で67年になる老舗です。

購入したプリンは要冷蔵なので、同じフロアで保冷剤をいただき、保冷バッグに詰めました。

第一目標を達成したところで、次の目的地「大阪梅田駅(阪急電鉄)」方面へ向かいます。

生鮮食品売り場に保冷剤があります。地下2階フロアでの購入者なら利用OKとのこと。

保冷バッグにプリンと保冷剤を詰め込み、準備が整ったところで次の場所へ!

 

 13:00|友人の待つ「梅田BIGMAN」へ

JR大阪駅から移動を開始!

大阪名物を案内してくれる約束をした友人との待ち合わせ場所「梅田BIGMAN」へ。

 

阪急三番街(ショッピングセンター)の1階にあり、梅田付近での待ち合わせ場所として有名なスポットです。

JR大阪駅・北側のノースゲートビル方面にある「アトリウム広場」。

JR大阪駅を一度出て歩道橋経由で阪急の大阪梅田駅へ。奥の赤い建物は「HEP FIVE」の観覧車です。

写真中央付近の大型ビジョンがある場所が「梅田BIGMAN」です。阪急三番街1階にあります。

 

 13:30|大阪駅前第2ビルで“串カツ”ランチ

大阪駅前第2ビルへ。

友人とも、無事に待ち合わせ場所で合流。

 

ちょうどお昼時になっていたので、友人の案内で「大阪駅前第2ビル」に行き、ランチをとることに。阪急三番街からは徒歩10分ほどの場所です。

 

大阪名物の1つ、串カツを食べようということになり、「串かつでんがな」さんへ。

串かつでんがなさん。地下2階にあります。

本場のどて焼き。

串カツ! ソースは2度漬け禁止 笑

〆の肉吸い。肉うどんをを食べているかのような出汁でした。

店内の様子。

カウンター席ありで一人飲みにも良さそう。

串カツランチを終えたあと、駅前第2ビル近くの地下街「ディアモール大阪」を歩いているときに素敵な場所を見つけました。

 

雨や紫陽花をイメージした6月ならではのオブジェや装飾が施された空間で、皆さんくつろいでいるようでした。

ディアモール大阪を歩いているときに見つけたオブジェ。

案内があるのに迷子になりそうなダンジョンです。

梅田付近の地下街は「梅田ダンジョン」と呼ばれることもありますが、まさにダンジョンの名にふさわしい(!?)迷宮でした。

 

似通った名前の駅名も多く、今自分がどこにいるのか……。

 

 15:00|梅田スカイビルへ

ダンジョンで迷子になりそうになりつつ、次の場所へ。

大阪駅・梅田近辺で気軽に行ける観光スポット「梅田スカイビル」へ行ってきました。

 

梅田スカイビルは、地上40階建て、高さ約173mの超高層ビルです。

海外メディアでも取り上げられたことがあるため、世界的にも有名な建物となっており、コロナ禍以前では入場客の7割以上が外国人という年もあったそうです。

地上から見上げた梅田スカイビル。

この独特の形状で名前は知らなくとも大阪で見た覚えのある方も多いビルなのではないでしょうか?

 

設計は建築家の原広司さん。

梅田スカイビルの他に京都駅ビルや札幌ドームの設計を手掛けたことで有名な方です。

 

愛媛県出身でノーベル文学賞を受賞した大江健三郎さんとご友人だそうで、約30年前に大江さんの出身中学である「内子町立大瀬中学校」を建て替える際、原さんが設計を引き受けてくださったそうです。

左右のタワー(イーストとウエスト)をつなぐ通路。今は復旧していますが、2018年の台風21号で大きな被害があった場所の1つです。

■梅田スカイビル・空中庭園

空中庭園入り口。

梅田スカイビルの名物「空中庭園」へ!

 

地上170mの高さから大阪の街を360度見渡せる絶景スポットと聞いているので楽しみです。

どんどん登っていきます。

ビルの間にある円形の部分が目線の下に。

カフェ。少し混んでました。

最上階にはカフェスペース「cafe SKY 40」があります。

 

自家焙煎のオリジナルブレンド豆によるコーヒーが飲めます。ポップコーンやソフトクリームなど、スナック類もありましたよ♪

大阪市街を眺めながらのカフェタイム。

■空中庭園から見る大阪

空中庭園(1)自由に歩いて散策できます。

空中庭園(2)見えている大きな川は淀川です。

空中庭園(3)写真下部のカラフルなフェンスは、最近“推し活”でも注目されているハート型の南京錠たちです。

空中庭園(4)ビル街の方面。再開発などが行われているのか工事中の場所もちらほら。

1つ下の39階には「お土産売り場」があります。2025年の大阪・関西万博のPRも発見。

写真右奥、何か飾りが揺れています。

そろそろ次の目的地に向けて移動しなければ…ということで、外へ。

 

外に出ると向こうの方に何かを飾っているのが見え、行ってみることに。

 

そこにあったのが、こちらの飾り(下の写真)です。どうやら「梅田七夕」という毎年6月始め~8月始め頃まで飾られる恒例の七夕飾りのようです。

 

イベント名は梅田七夕ですが、飾り自体は東北三大祭りの1つ「仙台七夕」から届いた本場のものだそうです。

梅田七夕の飾り付け。2023年は8月8日(火)までとのこと。

■再びJR大阪駅へ

 

飾りの謎も解けたところで、再び移動を開始。

一度、JR大阪駅へ戻って帰りの新幹線の切符購入と、次の目的地へ行くための電車に乗ります。

 

ちなみになぜ今回は往路のみ高速バスで、帰りは新幹線なのかと言うと、現在高速バスの「いしづちライナー」は夜行便が運休となっていて、一番遅い便でも19時発となるため、もう少し大阪でゆっくりしたかったためです。

 

大阪から愛媛への夜行便ならもう一つ、22時発の「オレンジフェリー」に乗る手もあったのですが、残念ながらこの日はちょうど船が定期検査に出ており、夜行フェリーの便も無かったのでした。

 

※定期検査は無事に終わっており、2023年6月15日からは大阪→愛媛の夜行フェリーが復活しています。

JR大阪駅付近は工事のため、特別ルートで向かっています。

みどりの窓口で、帰りの新幹線の切符(自由席券)を購入!

グランフロント大阪に設置されている梅田のシンボル「テッド・イベール」。

 

 ハプニング発生! 茨木駅と茨木市駅を間違える!

このあと本来は「茨木市駅」へ行く予定でした。

しかし、ここで阪急線とJR線を見事に間違えてしまうというミス!

 

到着時刻が似通っていたのと、みどりの窓口の近くからそのまま進んでしまったので間違えました。

みどりの窓口から「JR京都線」のホームへ来てしまっていたようです…。

着いた駅は「JR茨木駅」……何か違和感が。ここまで来てから間違いに気づきました。

目的の「茨木市駅」は、阪急電鉄。

今いる「茨木駅」は、JR。

 

地図で確認すると、両駅の距離は約1.5kmと致命的なほど離れているわけではないのですが、土地勘のない場所でうろうろするわけにもいかず…ちょうど茨木市駅に向かうバスがあったので急いで乗り込みました。

JR茨木駅から、阪急電鉄の「茨木市駅」まで、バスで約10分ほど。京阪バスに助けられました。

阪急茨木市駅に無事到着。

バスのおかげで無事に到着し、こちらで待ち合わせていた友人とも再会を果たしました。

 

到着時刻は、17時45分。

 

元々18時に会う約束をしていたのですが、「前の予定が早く終わりそうだから17時からお茶でもする?」という話になり、それに合わせて向かっていたところでした。

 

結果的には元の約束通りということで、一応結果オーライ!?

 

 18:00|阪急茨木市駅内「風月」でお好み焼き!

「鶴橋風月」さん。2階にあります。

ランチは串カツを食べたので、ディナーでは大阪と言えば外せないもう一品“お好み焼き”を食べに行くことに!

 

阪急茨木市駅内のショッピングモールにある創業70余年の老舗「鶴橋風月ロサヴィアいばらき店」へ入りました。

 

基本的に店員さんが焼いてくれるスタイルのお店だそうで、焼き方においしさのコツがあるそうです。全部おまかせして焼いてもらいました。

店員さんが焼いてくれます。

ソースをたっぷり塗って完成!

 

 19:00|同じ駅内にあるカフェへ

食事のあと、同じ「ロサヴィアいばらき」の2階にある「プロムナードカフェ」へ行きました。

大阪・兵庫・京都に10店舗を展開(2023年6月現在)しているそうです。

「PROMENADE CAFE(プロムナードカフェ)」さん、同じ施設内にあります。

 

 20:30|阪急茨木市駅→南方駅→新大阪駅へ

少しカフェでゆっくりしすぎてギリギリの時間に!

阪急茨木市駅から新大阪駅へは1本で行ける路線がないため、今回は南方駅で乗り換えるルートで行くことにしました。

 

20:40 新大阪駅発に乗るのは諦めて、

21:02 新大阪駅発の便に乗るのを目標に新大阪駅へと急ぎます。

 

岡山から出る特急で新居浜まで帰れる最終は22:00発!

これには絶対乗らなければいけません。

新幹線のJR岡山駅着時刻は21:50、乗り換えの猶予は10分です!

阪急で南方駅まで行き、大阪メトロに乗り換え。

JR新大阪駅に到着。ここまでは順調です。

21:02発の「のぞみ」に間に合いました。

JR岡山駅到着! ここから在来線乗り換え!

乗り換え時間が短かったのでドキドキしましたが、無事に22:00発の特急しおかぜにも間に合いました。

 

 23:55|JR新居浜駅に到着

日付が変わる直前、新居浜にも無事に到着しました。

朝7時から出発して、約17時間の弾丸旅になりました。大阪への滞在時間は、9~10時間といったところです。

 

ゆっくり観光できるとまでは言えませんが、行きたい場所を事前に2~3箇所程度に絞り込んでおけば十分に楽しむことはできます。大阪に詳しい同行者がいるなら、おまかせしてしまうのもいいですね。

 

1泊する時間があれば、さらに余裕を持って観光できそうです。

大阪は現在2025年の万博に向けた再開発の動きも盛んで、今後さまざまな大型施設のオープンが予定されています。週末や3連休などの小旅行の行き先に、ぜひ!

無事、新居浜駅へ到着。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。