いつもありがとうございます。小山畳店です。
今日はこの3月9日、70歳の若さでなくなられたドラマー、村上"ポンタ"秀一さんのことを少し書かせていただきます。
といってもご存知ない方もおられましょうし、彼の熱狂的なファンに比べればあまり詳しくは書けないのですが、私が趣味のドラムを始めた頃の1980年代、当時の音楽シーンで活躍していた歌手のレコードのバックでドラムを叩いているのはたいてい"ポンタ"さんだと言われるくらい売れっ子のドラマーでした。
赤い鳥、EPO、沢田研二、泉谷しげる、矢沢永吉、松岡直也＆ウｨシング、渡辺香津美などジャンルを越えて幅広く活躍されていました。
あの頃は本当に奇跡の時代でお手本になるドラマーがたくさんいて、当時のステレオのスピーカーに耳を近づけてどうやって叩いているのか楽譜に書き出して真似をしたものでした。
そんな中でも"ポンタ"さんは日本のドラマーでありながら、外国の超一流ドラマーから尊敬されるほど叩くフレーズが垢抜けていました。叩く曲によって楽器の組み合わせを変えたり、叩いた時の音を高くしたり低くしたり調整することでまるっきり曲の雰囲気をがらっとかえてしまうというテクニックを持っておられた。楽器をやっている人以外でも多くの音楽ファンを唸らせたものでした。
そうするうち、畳の仕事が生活のほとんどになり、音楽から離れていった私でしたがあの頃は本当に楽しかった。
訃報を聞いたときには本当にびっくりしました。私はドラムからしばらく離れていたこともあり、彼の情報からも遠ざかっていましたので晩年は内臓をこわされていたとか杖をついていたということも今頃になって聞くことになりました。
まだまだあのドラムが聴きたかったのに
本当に残念です。
ご冥福をお祈りします。

今回は畳の話ではなく、私の趣味に関することを書かせていただきました。

これからもよろしくお願いいたします。