いつもありがとうございます。小山畳店です。

暑さ真っ盛り。「畳屋は畳を替えろ替えろというけどうちはねぇ、そんなに簡単にいかないのｫ」と言われる諸兄に畳替えのおすすめです。

タンスやいろんなものがいっぱいあって
この暑さで片付ける気にもならないと言われる方おられると思います。

だいじょうぶです。あらかたのこまごましたもの、引き出しの主だったところをかわして下さったら、重そうなタンス本体はこちらでかわします。

それでは、まだ交換前の古い畳が入った状態から、家具をかわしながら古畳を撤去し、新しい‘’縁なし畳（半畳）‘’が納まって行くようすをごらん下さい。

掲載出来る写真の枚数が限られておりますので、全工程がフォロー出来ておりませんが、そこはそれぞれの説明に加え、あなた自身の想像力でカバーしてやって下さいませ。

写真1枚目
タンスが3棹（‘’さお‘’と読む。タンスの数え方）ある和室の畳を『縁なし畳』に替えました。
これが出来上がりです。

使用材料:DAIKEN清流 銀白色

写真2枚目
これから今敷かれている古い畳を片付け、半畳の縁なし畳を敷き込みます。

まずはお客様にタンスの主だった引き出しを抜いていただきます。

写真3枚目
6畳の部屋の左端2枚をはずします。
写真4枚目
そこにこちらが用意した代わりの畳を敷きます。幾分軽くしていただいたタンスの下に移動用のゴムのそりをはかせ、一気に代わりの畳の上に滑らせます。

それから残りの部分の古畳を全部はずします。

写真5枚目
先ほどのところであいたところに縁なし畳を決められた箇所に敷き込んでいきます。

そしてタンスは前あった場所に戻します。タンスが移動して用済みになった代わりの畳をはずし、左端に半畳を4枚敷いて完成。

タンスを所定の場所に返したら、移動用のゴムをはずし、引き出しをもとに差していただいたら作業終了です。

全体の所用時間はだいたい2時間くらいでした。
あいだで古畳をはずした時の床板（ゆかいた）の上の綿ぼこりのそうじ、タンスを動かすゴムをタンスの下に差し込む時のお手伝い、タンスの引き出しの抜き差し、前もってのタンスの上、お部屋の片付けなどはお客様にお願いしました。

どうでしょうか。多少手間と時間はかかりますが、これ以外でも必要なお手伝いはさせていただきますので何なりとお申し付けください。

ほんとに‘’縁なし畳‘’っておしゃれですよね。
今流行りの和紙表を使用していますので、摩擦にも強く、ものをこぼしたときにもお手入れがほとんど手間いらずの点でも畳替えしてよかったと思っていただけるのではないかと思っております。

もちろん、い草を使用した従来の畳もいいものがたくさんあります。今回ご紹介した家具移動のやり方で思っていたほど手間をかけずに畳を替えられます。

ぜひ当店にご相談下さい。

それではまた、元気でお会いしましょう。

小山畳店でした。


小山畳店
岡山県瀬戸内市邑久町大富592
（086）942-3371