岡山県の会陽まとめ
令和初の会陽はあたたかい日となりました。
今年の福男児は3名!
福男の寺坂グループさん!
福男の行地グループさん!
今年は例年にない暖かい一日。
駐車場になっている天満屋ハピータウン西大寺やマルナカも17時の時点ですでに満車。
また、観音院までの路地や中銀前などでは、お接待の豚汁や甘酒も振舞われています。
露店はすでにたくさんの人たち。
本堂前では和太鼓、うらじゃ、ダンスなど、演舞奉納を始め、西大寺中心部のあらゆる場所が会陽にむけて盛り上がっていきます。
今年の祝主『岡山ガス株式会社』様と『両備グループ』様、そして校長先生を始め毎年200人以上の学生が参加する『岡山学芸館高等学校』の地押しは壮大で、観客の皆さんも、撮影しているメディアも気分は高揚していきます。
そんな中、裸の皆さんは神聖な場に真摯に向き合い、心を静める方、気持ちを奮い立たせる方、今年もいろいろな場面を目撃する事ができました。
※この他の写真は別途ページを準備中です。
大床のせめぎあいは21時過ぎよりどんどん増えていきますが、今年は少し早い時間から大床がいっぱいになっていったと思います。長時間の渦の中、また通年よりも気温が高かったこともあり、清水※(せいすい)の回数、また熱気がすさまじかったように見えました。
※清水とは五福窓からひしめき合う裸に向かって水を撒く事です。熱くなっている人の体にあたり湯気が昇ります。またこの清水がないと、熱さでやけどになる事もあるようです。
宝木投下の瞬間まであと少しです。
2年連続“寺坂グループ”さん
初“行地グループ”さん
祝主*岡山ガス様と福男*寺坂グループさん
祝主*両備グループ様と行地グループさん
2年連続で授かった寺坂グループさんと初の行地グループさん!
おめでとうございます!
福を授かり、2日後の諸禮までの間、宝木は福男のものとなります。
諸禮を行うと正式に祝主様へ宝木をお渡しする事になります。
令和2年の諸禮の様子はこちらをご覧ください→※もうしばらくお待ちください。
今年は例年以上に注目された西大寺会陽。長きに渡り続く仏教行事です。
まいぷれは、当日だけでなく前後の行事すべてを取材し続けています。
取材を続けていくとなぜここまで続くのか、そしてたくさんの方が魅了される理由が身に染みてわかってきました。
西大寺だけでなく、岡山県、兵庫県、鳥取県、東北など、あらゆる形で続いていく“裸祭り”
人々が求めている“御福頂戴”。
心のよりどころにもなっていると感じます。
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