健康を守るための食生活について、より具体的で実践的なポイントの紹介です。

　今回は油の中でも、特に注意が必要なものを紹介します。
それは「トランス脂肪酸（マーガリン・ショートニングなど）・べにばな油・ひまわり油・コーン油」になります。
特にトランス脂肪酸については以前から、メディアなどを通じて、アメリカでは段階的にトランス脂肪酸を食品加工に使う、もしくは販売することを段階的に禁止することを報道しました。
様々な面で、健康への影響が大きなことが明らかになっていますが、
現状は「ケーキ・クッキー・シュークリームなどの洋菓子類、菓子パン」などの加工食品に多く使われています。食パンそのものに使用されている場合もありますので、食べ物を選ぶ際はしっかりと原材料を確認した上で、購入されることをお勧めします
。また、べにばな油・ひまわり油・コーン油についても、多く摂取することで身体への影響が懸念されているリノール酸という成分が多く含まれているため、使用をできる限り控えた方が良いです。最近では、原料の表記として「植物油脂」という大きな括りで記載されている場合が多いと感じますので、可能な範囲でご注意頂きたいと思います。

近年、マーガリンやべにばな油のコマーシャルが姿を消したと感じる方はいらっしゃいませんか？そのリスクが少しずつ明らかになっている影響で、メディアに登場する機会が減少していると考えられます。ただ絶対に取ってはいけないというものではありませんが、そのリスクをしっかりと理解した上で、できる限り摂取を減らすこと、また良い油を選ぶことが健康的な身体を作っていく上で大切になりますので、少しずつ改善して頂ければと思います。